【調査】暴力的ゲームは子どもに影響なし

ハーバード大学の2人の研究者によると、暴力的なゲームを体験
した子どもは日常世界でも暴力的な振る舞いをするということを
示すデータは得られなかったという。これは、大衆の意見の形成に
つながっている多くの報道とは根本から対立するものだ。150万ドル
の予算で2004年に開始したこの調査は、約1200人の子どもを相手に
「Grand Theft Auto」などの暴力的なゲームと、「The Sims」など
のそれほど暴力的ではないゲームを体験させ、その後の振る舞いを
調べた。
Lawrence Kutner氏とCheryl Olson氏の2人の心理学者は、
暴力的なゲームをプレイすることはほとんどの子どもにとって、
ストレス発散に過ぎないとの結論に達している。もちろん、
暴力的なゲームを数時間プレイした後に遊び半分の攻撃性を
見せた子どもも中にはいたが、武道アクション映画を観た後の
子どもが見せる反応と同じレベルだった。(後略)
(C-NET JAPAN)
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なんだかんだいって、やっぱりアメリカは科学の国ですなあ。
いやまあ進化論を教えちゃいけない州とか、おかしな人たちも
多いけど、少なくともなんら科学的根拠のない「ゲーム脳」云々
なんて本がベストセラーになって、大新聞までがそれをよりどころ
に不条理なゲーム叩き、少年犯罪の病根なすりつけをやって
恥じない我が国よりははるかに合理主義的ですよやっぱり。
二十年位前、欧米に日本のアニメがぽつぽつ輸出され始めた時、
むこうの「識者」はこぞって「こんな暴力的なもの子供には見せ
られない!」と叩きまくったんだけど、そんなアニメを毎日見て
育った日本の子供が大人になっても、暴力犯罪の発生率は依然
先進国の中では低い方だ。
アニメやゲームを愛する少年たちは、現実社会では一般的な
青少年よりむしろ暴力に縁遠いことがほとんどで、ヲタクたちは
それを実感として知っていた。叩いていたのは、スケープゴートが
いないと不安でしかたない退屈なジジイたちだけだった
(てか、いまだにそう)。トンデモ理論「ゲーム脳」を提唱した
森昭雄センセイは、この論文をどう読むんでしょうなー。
森センセイのいーかげんな研究の何十倍もの予算と時間と手間を
かけた実験なんだけど。反論が(できるなら)楽しみです。
しかしこういう研究に150万ドルもの予算がつくってのもすごいね。
「国富」ってのは、こういうところに底力が現れるよ。ホント。
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